断捨離初心者でもわかりやすいおススメの本を見つけたのでご紹介します。
「必ずできる断捨離BASIC」という本です。
この本は、断捨離の提唱者・やましたひでこさんの監修のもと、片づけのプロ(かたづけ士)の小松易(やすし)さんや汚部屋脱出成功者のイラストレーター・池田暁子(きょうこ)さんが協力して制作された一冊です。
また、現役の断捨離トレーナーの体験談も掲載されており、初心者にとっても、断捨離のビフォー&アフターがリアルにイメージできる内容になっています。
この記事では、「必ずできる断捨離BASIC」を読んだ感想についてご紹介します。
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「必ずできる断捨離BASIC」を読んでよかった5つのこと
この本を読んで個人的によかったことを以下の5つにまとめてみました。
1.等身大の断捨離トレーナーの生の体験談が聞けた
まず、この本の特徴は、やましたひでこさんの講習を受けて断捨離トレーナーとなった3人の主婦のエピソードから始まることです。
ごく普通の3人の主婦が、断捨離によってどのように人生が変わったのかということがリアルに描かれていています。
ビフォー&アフターの写真もあり、断捨離をやることで手に入れられる未来をイメージしやすいというのがよい点です。
私もこのエピソードを読みながら、すごく親近感がわいてきたし、「自分もやればできるかも!」という希望を与えられました。
2.断捨離の基本があらためてスッと理解できた
断捨離について書かれた本はたくさんありますが、やはり提唱者のやましたさんによる言葉が最もわかりやすく、インパクトもあります。
やましたさんは断捨離を「DOING(行動)」と「BEING(状態)」に分け、以下のように説明されています。
DOING(行動)
- 「断」 → なだれ込むモノを断つ
- 「捨」 → 不要なモノを手放す
BEING(状態)
- 「離」 → 住まいとココロが軽くなる
そして、断捨離の実践とは、「断」と「捨」を繰り返すことで、「離」の状態を実現していくことなのです。
断捨離というプロセスを通して、なぜ住まいとココロが軽くなるのか。それが理論的にも図解でわかりやすく解説されています。
3.やましたさんの断捨離の実践方法がわかった
やましたひでこさんのクローゼットの「公開断捨離」が、この本の見どころの一つだと思っています。
実際にやましたさんがどのようなプロセスでクローゼットの服を断捨離されるのかが一目瞭然でわかるページです。
新たな発見としては、やましたさんも捨てることに悩まれるということ。
すぐに捨てられなければ、時間を置いてしっかりと自分と向きあってから捨てるということの意味がようやくわかってきたように感じます。
普段から断捨離されているやましたさんのクローゼットからも洋服が49着、靴が3足も捨てられたという事実には驚きですね。
この公開断捨離の特集から、ぜひ断捨離提唱者の発想と技術を学んでみてください。
4.片づけのコツや片づける順番がわかった
この本には、全国2500人以上を片づけの成功に導いてきた「かたづけ士」こと、小松易さんの片づけ術が紹介されています。
小松さんの片づけ術は、断捨離の「DOING(行動)」の一つである「捨てる」ことを大事なステップにしていて、断捨離とも多くの共通点があります。
小松さんの「今度こそ挫折しない片づけ術」を、元汚部屋住人のイラストレーター・池田暁子さんがわかりやすい漫画で紹介しているのが印象的です。
「1日、1か所、15分」で実践できる片づけ術は初心者にも取り組みやすく、自信がつく方法としておススメです。
そのほか、捨てやすいモノや片づけるべき場所などをポイントを押さえて紹介されているので、初心者が迷わず実践できるテキストにもなっています。
5.「モノの捨て方」がわかった
最後に、この本では不要なモノたちをどのように捨てるか・処分するかということにもフォーカスされています。
モノの捨て方には単に「捨てる」だけでなく、「使い切る」「売る・リサイクル・リユース」「寄付する」といった種類があり、それぞれどのようなモノがそれに適しているかまで細かく解説されています。
最後までモノへの愛情が感じられる一冊です。
この本は、断捨離をこれから始めたいという方にぴったりの一冊です。
ぜひ、あなたも断捨離のイメージをふくらませ、「1日、1か所、15分」からでも実践してみませんか?
それが、あなたの人生を大きく切り開く一つのきっかけになるかもしれません。
以上、断捨離BASIC(やましたひでこ監修)を読んでよかった5つのことでした。
今日も読んでいただき、ありがとうございます。