断捨離と言うと、女性がやるものというイメージがあり、男性である私なんかは少し気恥しくなるときもあるものです。
身の回りでも断捨離をやっている男性はほぼいません。
しかし、本当に断捨離は女性の方が向いているのでしょうか?
実は、男女の違いを考えてみると、男性の方が女性より断捨離が向いているかもしれないと思うことがあるのです。
この記事では、断捨離は男性の方が向いているかもしれないと思う3つの理由についてご紹介します。
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男性の方が断捨離に向いているかもしれない?
男性と断捨離について考える前に、男女の性質の違いについて少し知っておく必要があります。
まず、一般的な家庭をイメージしてみると、男性は仕事で家を空けることが多く、家事や育児は女性が担当することの方が多いことと思います。
もちろん、夫婦共働き、夫婦共子育ての時代ですから、あくまでイメージということです。
すると、当然男性は家にいない分、家を片づけることから遠ざかり、家の片づけは女性の役割という傾向になりやすいですね。
それで家庭の中がうまく回ればよいでしょう。
しかし、もし片づけができなかったら? 家の中が荒れ放題になってしまったら?
その責任を感じるのはおそらく、女性の方だと思います。そもそも、男性は家にいる時間が少ないのですから。
そして、そのようなとき、女性の多くが「自分は片づけられないダメな女」だと思い込みやすいと言います。
断捨離の提唱者・やましたひでこさんも著書「人生を変える断捨離」の中で以下のように語っています。
とくに女性に多いのが、自分を「片づけられないダメな女」と決めつけ、自罰的な思考回路にはまり込んでしまうケースです。これは、“片づけ=できて当たり前の家事労働”と認識しているため、「片づけられる」「片づけられない」という能力の問題として捉えてしまうのです。
一方、多くの男性は、ニュートラルに「片づかない」と捉えています。そこに個人的な感情が入らないのです。(人生を変える断捨離 p.65)
女性は「片づけられない」ことへの感情が入るのに対して、男性は「片づかない」と捉えて個人の感情が入らないというのです。
このように、まず男女で「片づけ」に対する認識の違いがあることがわかります。
男性と断捨離と仕事との関係とは?
一般的に、男性は家より職場で過ごすことが多くなりがちです。そのため、前回お話しした「モノを捨てられない3つのタイプ」のうち、「現実逃避型」のタイプがとても多いです。
家が片づかないという現実となかなか向き合えないわけですね。
▼「捨てられない3つのタイプ」についてはこちらを参考に。
しかし、だからといって、男性は家を片づけたくないわけではなく、女性に比べると、片づける時間が物理的に少ないのです。
一方、現実逃避型のタイプは意外とモノへの執着が少ないという傾向があります。
なので、男性の場合は一度、断捨離のスイッチが入ったら、案外、あっさりとモノを捨ててしまうことができます。
また、男性は仕事の中で、実は断捨離に似たような能力を訓練されることが多いです。
例えば、「効率を高めるためにムダをなくす」、「最も優先順位の高いものから取りかかる」、「いらない書類やデータはすぐ処分する」といったものです。
このように考えてみると、意外と男性も断捨離に向いているかもしれないと思うのです。
ただし、これは私が断捨離に興味がある男性だから、そう思うのかもしれません。
また、女性目線だったら、もっと違う考え方があるのかもしれませんね。
最後に、私が男性の方が断捨離に向いているかもしれないと思う3つの理由についてまとめておきます。
- 「片づかない」ことで落ち込まない(感情が入らない)
- 家の中のモノへの執着があまりない
- 仕事を通して断捨離に似た感覚が訓練されている
以上、断捨離は男性の方が向いているかも? その3つの理由でした。
*この記事を読んでの感想などありましたら、コメント欄で教えていただけると私も勉強になります。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。