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市営住宅に入るメリット・デメリットとは(体験談)

市営住宅に引っ越してちょうど2か月が経ちました。

市営住宅は低所得の世帯には家賃も安く、大きなメリットがあります。しかし、実際に住んでみてデメリットもあると感じました。今回は市営住宅のメリット・デメリットについてお話します。

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これは便利!市営住宅の5つのメリット

1.家賃・コストが安い

まず、何といっても、市営住宅の最大のメリットは家賃が安いということです。

今まで住んでいたアパートと市営住宅の家賃・駐車場代・水道代の差は以下の通りです。

以前のアパート

家賃 43000 + 管理費 5000 + 駐車場代 6000 + 水道代 6000 = 合計 60000(円)

市営住宅

家賃 16000 + 管理費 600 + 駐車場代 2000 + 水道代 3000 = 合計 21600(円)

(※光熱費はどちらもさほど変わらないので省略しています)

以前のアパートは管理費・駐車場代が高く、水道代も固定費となっていたので、かなり高くつきました。

しかし、市営住宅は、必要コストが最低水準まで引き下げられており、水道代も使った分だけ支払えばよいので、かなり節約につながります。

コストが3分の1近くにまで減らせたのは、かなり大きいです。

2.家が広くなった

間取りそのものは、同じ3DKですが、市営住宅の方が全体的に広々とした設計になっています。

ダイニングが、家族全員が座って食べられるぐらいスペースがあります(以前はほぼキッチンスペースしかなかった)。

ダイニング

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市営住宅では一部屋あたりの広さが、わりと広めにつくられているのが特徴です。

家族が多い家庭にとっては、すごくありがたいですね。

3.収納スペースが豊富

市営住宅は、もともと低所得の世帯向けにつくられたものですから、最低限の家電製品があれば生活できるように設備されています。

タンスやクローゼット、食器棚、本棚などが最初からついているため、新たに収納家具を買う必要もありません。

タンス

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全8段のタンスがついています。

クローゼット

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念願のクローゼットです。今まで100均で手作りクローゼットを作っていたので、これはうれしいです!

食器棚

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本棚

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こんなに収納スペースがあるなんて、とてもありがたいですね。

余計な家具もないので、部屋もスッキリです。

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4.敷地内に公園がある

市営住居の敷地内には必ず、公園を置くことになっているそうです。

うちの周辺には市営住宅や県営住宅が集まっているので、大小たくさんの公園があります。

子どもを連れて遊ぶには最適で、近所の子どもたちとのつながりもできやすいので、とてもいいなと思っています。

5.子ども会などを通して近所との交流がある

市営住宅には自治会や子ども会があり、子ども会企画のイベントや自治会の運動会などもあったりします。

これまでアパート暮らしではあまり近所付き合いがありませんでしたが、市営住宅ではこうした子ども会の行事で近所との交流や同世代の子ども同士の友達関係も生まれるので、子育てにはとてもよいと感じています。

一方、市営住宅のデメリットは以下の通りです。

まさかの!市営住宅の4つのデメリット

1.ガス・風呂釜の工事が必要(物件による)

市営住宅に入って最初に気づいたのは、ガスがこれまで使っていたプロパンではなく、都市ガスだったということです。

当然、引っ越しで持ってきたプロパン用のガスコンロは使えません。引っ越し早々、処分することになりました。

都市ガス用のガスコンロを買うのに安くても1万5000円ぐらいはかかります。

わが家はいったん、節約のため、ガスコンロを買わず、非常用に持っていたカセットコンロを使って料理をしています。

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慣れれば、カセットコンロでも結構料理できますよ。火力もわりと強いので、火の通りも早いですね。

それに、台所の調理スペースが狭いので、ガスコンロを置くスペースを有効活用して調理もしています。

風呂釜の工事に数万円のコストが・・・

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また、市営住宅では、水道や風呂釜が水しか使えない状態で、お湯を使えるようにするための工事が必要になりました。

この工事費が見積もりで10万円ぐらいになりました。家計にとって、10万円の出費はかなり痛いです。

ひとまず、風呂釜だけは、お湯が出るように工事してもらいました。風呂釜だけでも5万5000円近くの工事費がかかったので決して安くはありません。

水道の方は、これから暖かい季節にもなるので、しばらくは水だけを使う予定です。

2.トイレ・お風呂・台所が狭い

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市営住宅は部屋はわりと広いのですが、トイレやお風呂、台所が予想以上に狭いというデメリットがあります。

間取り上、仕方ないところもありますので、これはもう慣れるしかないと思います。

家賃が安い分、多少の不便さは妥協する必要がありますね。

3.掃除などの役割分担がある

これは、自治会や子ども会に参加するうえで必ず生じるデメリットです。

これをデメリットと感じるかどうかは人それぞれだとは思いますが、一般的に掃除などの役割分担は面倒くさいものですよね。

毎月一回、日曜日に一斉清掃日があり、そこに参加するのが住民の義務になっています。

日曜日も仕事などで忙しい方にとっては負担に感じることもあるかもしれませんね。

4.エレベーターがない(古い住宅の場合)

比較的新しい市営住宅には、エレベーターがついていますが、昔ながらの築年の古い住宅にはついていません。

わが家は築年が古い方だったので、もちろんエレベーターがついていません。

物件にもよりますが、3階以上の部屋に入る場合はエレベーターの有無も確認しておいた方がよいかもしれません。

ちなみにうちは5階の部屋です。頑張って階段を歩いて上っています(笑)

以上、市営住宅に入ってみて感じたメリット・デメリットでした。

↓ 断捨離の役立つ記事はこちらにもあります

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最後に

わが家の場合は、家賃の節約を最大の理由に引っ越しを決めたので、市営住宅に入って正解だったと感じています。

それに、そもそもデメリットのない完璧な理想の住宅というものはあり得ませんから。

どんな住宅にも使いやすさ、使いにくさがあって当たり前です。

でも、そんな住宅を理想の暮らしの場にしていけるのが、断捨離の力でもある信じています。

これから新しい暮らしの中でも、さらに断捨離を加速させて、心地よい暮らしをつくっていきたいと思います。