「時間」には有効期限があります。
「物事」にはやるべき優先順位があります。
物事によっては、先延ばしにすると後でやっかいになるものがあります。
一方で、最初にやっておくと後々すごく楽になるものもあります。
例えば、私の場合、モノの片づけや人への連絡(職場において)などがこれに当たります。
ついつい面倒くさくて先送りして、失敗してしまったことが多々あります。
では、どうすればいいのか?
この記事では、モノの片づけと人への連絡という2つの物事について、効率的にこなしていくためのたった一つのコツについてご紹介します。
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「時間」はコストだと考えてみる
私がこれらの面倒なタスクをこなしていくために意識していることは、「時間」はコストだ、ということです。
つまり、「これは面倒だな~」と思ったときに、「もし、ここでこれを先送りしたら、どうなるだろう?」と想像してみるのです。
例えば、私の場合は以下のように考えます。
1.モノの片づけが面倒くさいとき
→ ここでもし片づけなかったら、いつまでもモノがそこに置いてある(片づかない)
→ 片づかないと、気持ちが落ち着かないし、なんとなく雑然としてくる
→ 今、面倒でもやっぱり片づけておいた方が気持ちがスッキリするし集中力が高まる
→ 片づけよう!(行動する)
2.人への連絡(職場において)が面倒くさいとき
→ もしここで連絡できずに仕事の締切ギリギリに慌てて連絡してしまったら?
→ そのことで頭も心もいっぱいになり、仕事に手がつかなくなる
→ 連絡を受けた相手も締切ギリギリでとても余裕がないまま仕事をやってしまう
→ お互いとても大変になるし、結局仕事の質も下がる
→ 場合によっては、業務自体にも支障が出ることも
→ そうなる前に、今、面倒くさくても連絡したほうが圧倒的にラクだと思えてくる
→ 連絡しよう!(行動する)
このように、それを先送りしてしまったときのデメリットをよく考えてみると、反対に行動するメリットにも気づくことができます。
人に物事を頼むときの正しい順番とは?
次に、人に物事を頼むときの順番についてお話ししましょう。
先ほどの「2.人への連絡(職場において)が面倒くさいとき」の場合にあてはまります。
自分の仕事をやりながら、人に物事を頼むときの選択肢について、通常は以下の2通りが予想されます。
選択肢①:自分が今やっていることがひと段落してから、人に物事を頼む
選択肢②:たとえ、自分の仕事を中断しても、まずは人に物事を頼んでからから、自分の仕事の続きに取り組む
それでは、それぞれの選択肢を選んだ場合、どういう結果になるでしょうか?
選択肢①を選んだ結果
たしかに仕事が順番通りに進んでスッキリするかもしれませんが、相手に与える時間が相当減ってしまいます。
結果、締切に間に合わなかったり、仕事の質が落ちる可能性が非常に高いです。
また、自分の仕事を終えていざ人に連絡しようもしても、すでに自分の仕事で疲れてしまって、また先延ばしする悪循環にもつながりかねません。
つまり、面倒くさいという気持ち自体はまったく解消されていないわけですね。
選択肢②を選んだ結果
選択肢②の場合は、自分の仕事を一時中断するので、一見、非効率的にも思えますが、同時に人に仕事の時間を与えることにもつながります。
自分がせっせと仕事をしている間に同時進行でその人も仕事をしてくれます。
つまり、時間を二重に使えていることになるのです。
その結果、質のよい仕事が仕上がるようになります。
仕事がうまくいけば、自分の評価も上がり、その人とのよい信頼関係も生まれます。
仕事ができる人は実はこのあたりが非常にうまいのです。
時間は1日24時間、誰しも平等です。
その中でいかに時間を効率的に使うか。
そして限られた時間でいかに結果を生み出すか。
そのことが結局、仕事においても、人生においても、分かれ目になってくるのではないでしょうか。
以上、時間に有効期限あり! 物事の優先順位を決めるたった一つのコツとは? という記事でした。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。