先日、幼児教育のとある教室に参加したところ、講師の方から「2歳児になったらシャボン玉で遊ばせてあげてください」と言われました。シャボン玉っていうと、誤飲などが心配ですが、なぜ子どもの発達によいのか。その理由についてなるほど、と思ったのでシェアします。
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シャボン玉がよいのは「吐く練習」になるから
シャボン玉で遊ぶのが子どもにいい理由は「(息を)吐くという行為の練習ができるから」というものでした。
なぜ、吐くことを練習しなければいけないのでしょうか?
子どもは小さいときから、母乳を吸ったり、ストローで水を吸ったりと、「吸う」ことは慣れていますが、「吐く」という行為はなかなか練習する機会がありません。
ですが、呼吸で「息を吸う」「息を吐く」の両方が大切であるように、子どもの発育にとっても「(息を)吐く」ことは大切なのです。
ですから、その「吐く」ということを練習しなければならず、それを遊びながら学べるのが「シャボン玉」というわけです。
たしかに、シャボン玉は誤飲の心配があるので注意が必要です。親が付き添いながら、一緒に遊んであげることが大切ですね。
また、別の視点から見ると、「吐く」ということは「吹く」という行為にもつながります。子どもが小学校に入り、ハーモニカやリコーダーなどの楽器を吹くというときに、この経験が生かされるのかもしれませんね。
最後に、個人的にもシャボン玉がよいと思う点は、「吐く」という行為の練習ができたときに、「シャボン玉」というプレゼントがもらえることだと思います。
子どもにとって、何かを頑張ったときにもらえるプレゼントは、うれしいですよね。
子どもと一緒に頑張り、何かをできるようになったときに、ともに喜べる。そんな体験をたくさん積み重ねていきたいなって思いました。
以上、シャボン玉が子どもの発達によい理由でした。参考になれば幸いです。