やましたひでこさんの著書「人生を変える断捨離」を読むと、モノが溜まって捨てられない人には3つのタイプがあるそうです。
この記事ではモノが捨てられない3つのタイプの特徴と、それぞれのタイプに応じた断捨離の始め方についてご紹介します。
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捨てられない3つのタイプとその傾向
捨てられない人には次の3つのタイプがあります。
- 現実逃避型
- 過去執着型
- 未来不安型
以下に各タイプの傾向を簡単に説明します。
- 現実逃避型・・・忙しくて家にいる時間が少ないために片づけられないタイプ。家が片づいていないから帰りたくないという傾向もある。
- 過去執着型・・・今は使っていない過去のモノを大事にして捨てられないタイプ。過去の思い出への執着が強く、現実に目を向けられない傾向がある。
- 未来不安型・・・未来のためにモノを取っておかないと不安になってしまうタイプ。「ないと困る」「もったいない」が口癖になりやすい。
あなたはどのタイプですか? このタイプは、3つともあてはまることが多いそうですが、人によっていずれかの傾向が強くなるそうです。
ちなみに、私は典型的な「現実逃避型」です。仕事で家にほぼいないため、家を片づける時間がほとんどありません。家が散らかっているから帰りたくないと正直思ったこともあります。
ですから、現実逃避型の特徴を知ったときに、「ドキッ」としました。まるで自分の心が見抜かれているように感じたからです。
また、妻にたずねてみたら、妻は「未来不安型」でした。
とにかくモノを溜め込むタイプで、「いったい何に使うんだろう?」というモノまで取っておく癖があります。
また、最近では自然災害が多いので、万が一のときに備える意味で、水や防災グッズを買い溜めしています。
もちろん、家族の安全のために最低限の備えは必要ですが、妻は必要以上に不安を感じてしまう傾向があるようです。
実は、この3つ目の「未来不安型」が一番多いタイプだそうです。頭では捨てたいと思っても、未来に起こる事への不安が強くて、なかなか捨てられないというタイプです。
それでは、次にタイプ別の断捨離の始め方(取りかかり方)についてご紹介します。
タイプ別に見る断捨離の始め方
どのようにしたら断捨離に取りかかりやすいかをタイプごとに検証してみました。
現実逃避型 → 家が散らかっていることを人のせいにせず、まず自分の持ち物から見つめ直してみる。自分の持ち物の中から、いらないモノを1個を捨ててみる。あるいは、1日5分間、自分の持ち物から片づけてみる。
過去執着型 → 過去の思い出のあるものは捨てにくいため、まずは過去使っていたが今使っていないものから捨てる。なるべくストレスを感じずに捨てられるものから捨てる。
未来不安型 → 未来のためにモノを取っておく姿勢は大切にする。ただし、それがそんなにたくさん必要なのかどうかを考え、最適な量だけ取っておいて、余分なものは捨てるようにする。
上記の内容は私が断捨離の本や塾などで学んだこと・感じたことをベースにまとめたものです。
もちろん、人それぞれ感じ方は違ったりするので、あくまでも参考にしてください。
大事なのは、自分の今の傾向を知り、モノとの関係性を見つめ直すことです。
「モノを捨てる」ことで、あなたの心と生活がスッキリしますように。
以上、捨てられない3つのタイプと、タイプ別の断捨離の始め方でした。