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「おもちゃ病院」というモノを大切にするユニークなサービスを利用してみた

おもちゃ病院」というユニークな病院をご存知ですか?

この病院、おもちゃ無料で診断して修理してくれるのです。

診てくれるのは地域に在住するドクター(技術者)たち。

大分にも2013年から「大分おもちゃ病院」が開院しています。

今回は、大分おもちゃ病院を実際に利用してみましたので、その体験談をご紹介します。

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「おもちゃ病院」というユニークなサービス

おもちゃ病院は壊れたおもちゃを修理する全国的なボランティア団体で、日本おもちゃ病院協会が全国600か所以上に開院している病院(サービス)のことです。

日本おもちゃ病院協会

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大分でも月2~3回、大分市のショッピングセンター「トキハわさだタウン」や「大分市ライフパル」(市民活動・消費生活センター)を中心に「大分おもちゃ病院」が開院しています。

それではさっそく体験してきた内容をレポートします。

大分おもちゃ病院を実際に利用してみた

大分市のトキハわさだタウンというショッピングセンター内の一角に、大分おもちゃ病院が開院していました。

おもちゃ病院を利用するためには、まず受付で「診療申込書」を記入します。

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診療申込書には現在のおもちゃの状態と治療してほしい箇所を記入します。

その希望の応じて、ドクターたちが修理をしていきます。

わが家から持ち込んだおもちゃたちです。

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おもちゃ本体が壊れてしまったものや音が出なくなったおもちゃなどがありました。

はたして修理できるのでしょうか?

ドクターに診てもらったところ、明らかに修理が難しいものはその場で持ち帰りに。

それ以外のおもちゃは修理できそうとのことで、お願いしました。

こちらがドクターの治療道具(修理道具)の一部です。

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しかし、当日の開院時間内(10時~15時)では修理が終わらず、結局「入院」することになりました。

おもちゃ病院では、その日に修理できなかったおもちゃは「入院」対応になるのです。

入院して2週間後ぐらいにおもちゃ病院から電話があったので、翌月のおもちゃ病院の開院日に行ってきました。

すると、すべてではありませんが、修理できたおもちゃがありました。

今回修理できたおもちゃの一部です。

▼音が出なかったハンドルのおもちゃ

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なんと、音が出るようになりました。

▼車輪が壊れたトーマスシリーズのミニ機関車

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車輪がきちんとはめられ、ゆがんでいた車体も修理されていました。

これには子どもたちも大喜び。

無料でここまで親切に対応してくれるなんて、とても感激です。

また、子どもたちにとっても、おもちゃ病院を通して、モノを大切にする心が育まれるのではないかと思いました。

これも、技術を習得して社会貢献したいというボランティアのドクターたちがいてくれてのこと。

本当にありがたいです。

このおもちゃ病院というモノを大切にするユニークな取り組みは全国各地で展開されています。

ぜひ、みなさんにもこのことを知ってもらって、たくさん利用してもらいたいと思います。

もちろん、すべてが修理できるとは限りません。

また、おもちゃ病院に行って、診療申込書を書いて、診療・修理してもらって受け取る一連の流れは正直面倒くさい部分もあります。

それでも、この取り組みは、モノがあふれる社会において、私たちがモノを使うことを見つめなおす一つのきっかけにはなるのではないでしょうか。

このボランティア活動を支えてくださっている方々に感謝したいと思います。

みなさんもぜひ、このおもちゃ病院、一度体験してみてください。

ドクターたちとのやりとりを通して、家族でモノを大切にすることの「大切さ」を肌で実感できると思います。

この取り組みが今後もっと評価されることを願っています。

以上、「おもちゃ病院」というモノを大切にするユニークなサービスを利用してみたという記事でした。

今日も読んでいただき、ありがとうございます。